幸せな議論

専業主婦だった時期がある。

子どもは、3歳までは絶対自分で(全部)面倒みる、と妙なポリシーを植え付けられていたのか勝手に思い込んだのか、下の子が3歳になるまでは、仕事を辞めて完全に「主婦」をしていた。
主婦業としては全くの出来そこない、だったかもしれない、けれど、生活面ではのんびりゆったり、と時間が流れて、育児も大変とは思わず、ソコソコ楽しんでいた。

けれど、その生活で物足りなかったものがあった。
「仕事」??
「生きがい」?

そうではなくて。

それは”世相”に関する、相手との議論、である。

全ての母親業の方がそう、だとは言わないが、一時の私の周囲のママさん達の話題は”姑さん”、”旦那さん”、”子どもの成長”、”芸能界ゴシップ”がほとんどだった。

もしかしたら、ワザと子どもを連れてくる公園ではこの4点の話題しかしなかったのかもしれない、が(ママ友とはそういうもの?)完全に私は飢えていた。

選挙に1度も行ったことがない、何処で投票するかすらわからない、皆、行かないよね~?と豪語するママ。
幼児虐待のニュースを他人事のように、「怖いね~」と話すママ。
国内で大事件が起こっても、姑さんとのイザコザの方がよっぽど大事件、なママ。
妊娠中に通っていた英会話教室の、実母と同年代の奥さまの、”昨日のアガシ”の話題の方がどれほどグローバルで魅力的だったろう。。。!!

それを今、思うと、実は現在、話題に関してはすごく幸せ、な環境にいる。
今日、ふと、人と話をしている時にそう感じた。
勿論、上にあげた、芸能界ゴシップ含め、国内&世界の時事、某教授の哲学論、備後地域の歴史、右翼左翼の云々、政治、環境、美味しいレストラン、経営者の格言、異業種の経験談・・・、書ききれない程、色々な話題を豊富に持った人材(?)が私の周りにはたくさん存在している。

人と意見を交わすことは、自分の不勉強さを知ることになるし、そのうえで、知らないことを口頭で直接おしえてもらうことが、できるし・・・そして、何より本当に、

「楽しい」!!

こんな環境にいることができる、私はかなりの幸せものだ。
ほんと、関わって下さる、皆々さま。
有難うございます。