従業員には向かない気質

世の中の人のほとんどが上司等、上の立場の人に言われたことに対して、何も考えずに従順に行動する、のだそう。
以前、上司の立場の人に業種と全く関係のないイベント会場の「終わる時間、聞いといて」と頼まれ、
何故その情報が必要なのかわからず、「どうして、それが必要なのですか?」と聞いて激昂されたことがある。
「黙って言うことすれば、いいんだ!!」とのこと。

私はその時、何故怒られるのか全く意味がわからず、途方にくれた。

その後、知人とそういう案件をいくつか例にあげ、話すと
「まぁ、普通、何も考えずに、言われた通りの行動する人多いもんね。」
との答え。

”目からウロコ”であった。

多くの人が仕事をする上で、その仕事がどんな意味を持って、役立つのか、説明を希望せずにただ、言われた通りをこなすことを目的とするそうだ。

「でも、今の職場の人は、質問したら、説明を嬉々としてしてくれるよ。」

というと、

「まぁ、博士とか特殊な世界にいるもんね。たまたま、そういう職種の、説明好きな人の集まるとこだから、だよ。」

とのこと。

た、確かに!!

経営者サイドの立場の彼女曰く。
説明を求めず、淡々と言われたことをこなしてくれる従業員が求められる、とのこと。
そして、そういう人材の方が多い、のだそうだ。
「イチイチ、説明や理由を求められたらイライラする。」らしい。
そうやって考えると。

以前、同じ職場で働いていた女性。
作業している仕事内容について「これ何の為にしてるの?」と聞いても
「さぁ。」と答えていた。
説明するのが面倒なのかと思ってたが、本当に意味わからず延々としていたのかも。

仕事に関する効率いい方法等も考えることなく、時代遅れな作業を文句いわずにこなしていたのだ。

そういう人間が多いのであれば、上の立場である人に、説明を求めがちな自分が怒られたり、相手に嫌悪される事案が多い、のも納得、だ。
そういえば、ミルグラム実験だって、まさにその象徴ではないか!!
(怖~い人間の心理実験↑)
とはいえ、”理由がわからないと行動できない”という、この気質を変えるのは至って難しい、ので、自分自身で理解したうえで、世間を渡っていくしかないのだ。

こういう風にある歳をとらないとわからないこと、は意外と多い。

自己「特性」ということを理解できれば、世間の波を渡る際において、少しだけ風当たりを防げるようになるのかもしれない。