美味しいお米の評価、とは?

gohan2何の因果か、ここ数年、お米の新品種を生み出す為の「食味」というものに関与させてもらえている。(といっても実は、その職場内の希望者が参加できるのだけど、希望者が少なくて、ただ単になんとな~くで常連となり、毎年行くことになってしまっている感じ。)

仕組みとしては、秋~初冬まで毎日、昼時間になると、その研究所で品種改良して作った数種のお米を食べ比べして、数値化記入、というもの。

そこで評判のよかったお米が、翌年発表され、新品種として農家の皆さんに作っていただく、という流れ。

米の品評は基本、冷めたごはん、で行う。
何故なら炊き立てごはんは美味しいので、評価しにくい、らしい。

部屋に入ると、ご飯に番号付して5種類程度、置いてあり、標準、とされるご飯と比べるシステム。

評価は、色味(白いか?)艶、香り、粘り、甘味、等を標準と比べてどうなのか数値で記入。

面白いのが、そのうち一つに”日本晴”が入っており、”日本晴”をマズイ、と位置づけして、”日本晴”をちゃんと美味しくない、と評価しなければならない。(番号付けだけなので、評価者には、どのご飯が”日本晴”なのかわからない。)

食味をはじめた最初の頃は、自分の舌に自信がなくなり、落胆の日々。
(とにかく”日本晴”をちゃんとマズイと評価しなければ意味がない。けれど、日本晴をあてることができなかった時の失望感は半端ない。)
とはいえ、徐々に慣れて、強ち全く間違いでもない評価をつけれるようになる。

グダグダと書いたが、そんなことはどうでもよくて。

その食味では、マズイ代表とされている「日本晴」がインテリア雑貨のお店で、カッコイイ、パッケージで素敵(?)に高い値段で売られているのを店頭で見たとき、なんだかちょっとおかしな気分。

あと、地域によって、ご飯の好みに差ががあるようで。
北海道ではやたらとモチモチしたもち米か!?というようなお米が好まれる、のだとか。

年によって、ほんと、お米の出来って差があって、同じ品種で同じ場所でとれたお米でも、美味しさがまるで違うことも実感。

そんなこんなで、食味の時期には、やたらとお米にうるさくなってしまい、外食なんか行くとすぐに顔に出てしまい、家族に嫌われる。

まぁ、いい意味でも悪い意味でも、色々な経験が出来て面白い。

ちなみに。
個人的に好きなのは「島根県産のきぬむすめ」。
(このへんで入手しやすい、というのもイイ)
あと、基本、暖地(広島、岡山)のコシヒカリは美味しくないけれども、山陽高速下り線”瀬戸PA”の岡山県産コシヒカリのご飯は美味しい!!(2016年の情報。)

あとは、水が違うと断然ご飯がおいしくなるのか、山キャンプの飯盒炊爨は最高!!

ということで。
食味に関するオハナシ、終了。

個人的に聞きたい方は、要連絡、で。